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  • 2013.05.17 Friday
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食の商品 第一号|カクチョウつくだ煮

  • 2013.02.18 Monday
  • つむぐ もの

  • 新しい年も、あっという間に一月半が経ちました。年々、時間の経過が早く感じられます。旧暦では、新年を迎えたばかりということで、あらためまして今年もよろしくお願いいたします。 

    昨年12月で、秋田に戻って丸3年。もう3年。まだ3年。実感としてはどちらも正しくて、いずれにしても、雪深い冬の秋田で、四季の移ろいを肌身で感じられる幸せを、とても大切に、そして愛おしく思っています。

    この自然が授けてくれる恵みを、私たちなりにカタチにして伝えていきたいと、秋田の木をつかったプロダクトなどを商品として展開していますが、実は、だいぶ前から同じように「食」に関する商品の企画も進めていました。時間はかかりましたが、さまざまなご縁を経て、とても素敵な、そして確かな、「食」の商品ができました。


    秋田県潟上市(旧・昭和町)で、昭和7年の創業から、つくだ煮をつくり続けている佐藤食品株式会社さんと一緒に、casane tsumuguとのコラボ商品をつくらせていただきました。屋号である「カクチョウ」の名で親しまれている佐藤食品さんは、地元八郎潟で獲れる若さぎや白魚を、専属の漁師さんから朝一番で市場を介さず直接仕入れています。その鮮度はお刺身で食べられるほど。


    水揚げされたばかりの新鮮な魚を直接受け取って、すぐに加工所へ運び、いまも機械ではなく熟練の職人さんの手で、一釜一釜つくだ煮をつくっています。


    釜を温める炎と湯気の煙に包まれながら、工程ごとにいる熟練の職人さんたちが、早朝から手際良く作業していた加工所は、活気に溢れていました。インタビューなども交えた詳細は、後日、「casane hito tsumugu mono」にUPしたいと思っています。


    商品は、八郎潟産獲れたて高級白魚を韓国風えごま油を贅沢に使って仕上げた『磯のり白魚』と、八郎潟産獲れたて若さぎなどに秘伝の甘辛タレをからめた『からあげミックス』の2種類。

    いずれも、専属漁師さんが朝一番で届ける獲れたての魚を、熟練の職人さんが手間ひまかけて一釜ずつ丁寧につくった絶品です。「揚げる」ことで生まれる、従来のつくだ煮のイメージにはない軽い食感と後味は、ごはんのおかずにはもちろん、小さなお子さまのおやつとして、また大人にはビールやお酒のおつまみとしてもオススメです。

    無添加、無着色、保存料も使っていません。原料には、JAS特薦の醤油、砂糖はグラニュー糖を使い、水飴も精製していないミネラル豊富な琥珀色のものを使用しています。カルシウムたっぷりのこのつくだ煮は、小さなお子さまにも安心してお召し上がりいただけます

    現在、県内外に関わらず、お取り扱いいただけるお店を募集しています。ご興味がございましたら info@casane-tsumugu.jp までご連絡ください。



    【磯のり白魚】
     販売価格:430円(消費税5%含む)
     規  格:35g
     賞味期限:製造日より45日(常温)

    【からあげミックス】
     販売価格:380円(消費税5%含む)
     規  格:40g
     賞味期限:製造日より45日(常温)



琴川のすげ笠|男鹿市五里合

  • 2011.11.10 Thursday
  • つむぐ もの

  • 先週、男鹿市五里合の琴川に行ってきました。以前ご紹介した珈音の佐藤さんのところへ。佐藤さんは今年度秋田県が公募していた「秋田型コミュニティビジネス起業支援事業」に、以前から活動している『琴川のすげ笠』で応募し、この夏に採択されました。この地域で、人の手を介して伝わってきた技術であり文化であり地域固有の資産でもある『琴川のすげ笠』を次世代へ継承すべく、地域の人たちや仲間と共に活動しています。



    上記支援事業の採択団体(全9団体)の支援を主業務とする県からの委託業務を、秋田県内の民間企業やNPO法人、社会活動団体など様々な立場のメンバーで構成される組織「CBネットワークあきた」が受託していて、メンバーの一人であるわたしは、『琴川のすげ笠』を含む4団体のサポートを担当しています。そんなこともあって、佐藤さんとは定期的に連絡を取り合い、事業の進捗状況や課題などをシェアしてきました。

    佐藤さんたちの今年度の目標の一つが、すげ笠づくりに必要な「すげ」の栽培に着手すること。「すげ」はこの地域に自生しているものの、すげ笠をつくり、販売していく、また定期的に琴川すげ笠伝承塾や出前講座などを行っていくためには、安定した量と質を担保しなくてはなりません。そこで、この地域の大きな課題の一つでもある耕作放棄地を水田として再生させ、自生している「すげ」をそこに移植しようと計画を立て準備してきました。この日はちょうどその実行日ということでお邪魔しました。


    写真の下の方に写っている稲のようなものが「すげ」です。ここ琴川では水田のまわりの湿地帯などに多く自生しています。自生しているということは、当然のことながら肥料も農薬も必要ありません。そんなこともあって、佐藤さんから「土や微生物を含む生き物の力を出来るだけ活かして栽培したい」という要望を聞いていたので、この日、同世代の友人であり尊敬する農家『Farm Garden 黄昏』の菊地晃生さんをお連れして、助言や指導、さらには作業まで手伝っていただきました(いただいてしまいました…、菊地くんありがとう)。

    菊地さんは、秋田市と男鹿市の間にある潟上市飯田川というところで「不耕起移植栽培による無農薬・無化学肥料の稲づくり」を実践している若手専業農家で、3年前に秋田に戻り農業を始めました。以前は北海道の設計事務所で都市公園計画やランドスケープデザインに携わっていた経歴の持ち主でもあります。


    写真手前(右)が佐藤さん、奥(左)が菊地さん。新たに「すげ」を植える場所から車で5分ほど行ったところに、緩やかな谷間があって、そこにもかつて水田だったたくさんの耕作放棄地があります。山と平地の境に沿うように、森から湧き出たままの、一切生活用水の混じっていない自然の水が緩やかに流れていて、大量の「すげ」が気持ちよさそうに自生しています。移植するための「すげ」はここから採取します。しかしながら、ご覧の通り、これが大変な作業でした。


    「移植」するには根を残して採取する必要があり、稲刈りのように鎌でバサバサというわけにはいきません。結構しっかり根も張っているうえ、写真のように長いままだと植える際に邪魔になってしまうため、ある程度短く刈りながら根は残すという手間のかかる作業を地道に繰り返します。この日集まってくれていた仲間は佐藤さんを含めて男性5名でしたが、日頃から農作業に携わってる人がいないということもあり、だいぶ苦戦している様子でした。菊地さんが、到着してから少し手伝ってくれましたが、やはり手際の良さは違いますね。笑

    森から湧き出た天然の水が緩やかに流れていました。

    オニヤンマと思われるヤゴ(幼虫)を発見。その他にも生き物たちがたくさん。


    「すげ」の採取を午前中で終え、佐藤さんのご自宅で昼ご飯を食べながら、休憩兼作戦会議。佐藤さんのご家族がつくってくれた料理がとても美味しくて、11月にしては暖かい日差しを浴びながら、みんなで地べたに座って食べた昼ご飯は、何とも言えない格別なものでした。


    充実した昼食の時間を過ごして、午後からはいよいよ「すげ」植え。つい先日まで耕作放棄地だった移植場所へと軽トラを連ねてみんなで移動。あたり一面が耕作放棄地という現実に直面しながら、写真のような道なき道を分け入っていきます。


    舗装された道路から軽トラで1分ほど入った先からは、歩いて進むことしかできません。午前中に採取した「すげ」をみんなで運びながら、耕作放棄地に生えた背の高い雑草の間をぬって進むことさらに1分。雑草を刈り取り、土を耕し、水を引き入れた場所が現れます。

    午前中に採取した「すげ」。植えやすいように短く刈り取ってあります。

    束になっているものを株分けしながら、ひとつひとつ手で植えていきます。

    一番左、小さく見えるのが菊地さん。さすがプロは早い。


    ここ秋田では秋に田植えをすることはありません。ましてや稲刈り後のこの時期に田植えをするのは、農家の菊地さんも含めてみんな初めてのことでしたが、秋の田植えも良いものですね。暖かいとはいえ、11月ですから気温は15度前後。それでもみんな心地よい汗を流しながら、すげ植えは順調に進みました。


    そこかしこに自生している「すげ」ですが、昔はすげ笠づくりのために、このように栽培していたそうです。今回もそのノウハウを地元の長老(と佐藤さんたちは呼んでいました。笑)やその世代の方々に聞きながら、準備を進めてきたとのことですが、さすがにみなさん高齢で、現場まで来て指導したり手伝ったりするのは難しいのだとか。順調に育てば、来年の7月か8月には刈り取れる予定ですが、1年目の田からは良い「すげ」が育ちにくいという話もあり、その時になってみないとわからない部分も多いのが、自然を相手にすることの難しいところです。


    「すげ」を採取した場所も、新たに植えた場所も、山から湧き出た水がそのまま流れてくる素晴らしい環境。ただ、これまで、そして現在も行政が進めているような機械化を前提とした農業にとっては、いずれも不便な場所。高齢化の問題もあいまって、こういう場所から耕作放棄地になっていくのが現状です。「良い水がある、美味しいお米をつくれる場所から、こうなっていってしまうんだね。」この日、菊地さんと話したこの言葉が、チクチクした感覚と共に、いまも頭と胸を行き来しています。

    ただ、ここには希望がある。佐藤さんたちはそう思わせてくれます。いまは決して多くはないけど、一緒に汗を流してくれる仲間がいて、そして自然というかけがえのない資産がある。一帯が耕作放棄地になっているということは、一帯を新たにやり直すことが出来るということ。この日の作業を終えたみんなが、きっとそんなポジティブな気持ちだったと思います。


    作業を終えたあと、みんなで記念に写真を撮りました。我ながらとても素敵な写真が撮れたと思っています。右から順に、今年9月から地域おこし協力隊としてこの琴川地区にきている柴田さん(もうすっかり馴染んでいます。笑)、このプロジェクトの中心人物である佐藤毅さん、「不耕起移植栽培による無農薬・無化学肥料の稲づくり」を実践している農家『Farm Garden 黄昏』の菊地晃生さん、ここ琴川集落の(同じく)佐藤さん、一番左が大潟村出身の画家で有機農家の父を持つ相馬大作さん。午前中の「すげ」の採取を手伝ってくれていた男鹿市在住の松橋さんは、昼にいったん抜けられて、戻って合流したのはなんと撮影の数分後・・・。松橋さんはこの前日も「すげ」の採取を手伝っていたり、琴川すげ笠伝承塾の開催にも欠かせない、プロジェクトの中心人物の一人です。(やっぱり後日別撮りして、写真右上に入れないとですね…笑)

    琴川のすげ笠については、また経過などお知らせしていきたいと思っています。ぜひぜひお楽しみに。そしてすげ笠が出来たときには、応援の意味も込めてぜひお求めいただけたら嬉しいです。

    見て下さい。このみんなの表情。何も説明はいりませんよね。笑








旬|Food in season

  • 2011.11.04 Friday
  • つむぐ もの

  • 東京から秋田に生活の拠点を移して、早いもので丸2年が経ちました。地元ではあるものの、『地域』というものに、これほどまでに向き合ってこの地で暮らしたことはありませんでした。2年を経て、あらためて感じるのは、この地域の四季の美しさというか、豊かさとでも言うべき鮮やかに変化する四季折々の表情。こういう環境で暮らしていると、とても身近に、むしろ自然に『旬』というものを感じることができます。

    私たちは今年の夏から、メルマガをベースに、本当に少しずつですが、この『秋田の旬』のお裾分けを始めました。ありがたいことに、お客さまからは大変うれしい声をたくさんいただいています。生産者さん自らのお墨付きの旬の食材は、それはそれはもう、明らかに味が違います。来年も継続していきたいと思っていますので、味覚の記憶に呼び起こされるように、その季節を思い出して、ぜひ楽しみにお待ちください。


    9月の初めから10月末までの2ヶ月間、わたしたちに『旬』をお裾分けして下さったのが、男鹿市五里合の梨農家、渡部さんご夫妻。この渡部さんご夫妻が丁寧に丁寧に育てた3種類の梨を、それぞれの旬にそってお届けしました。写真はすべて、9月中旬にうかがったときに撮った「幸水」。収穫全盛期だったので、どれもパンパンに大きくて、とてもキレイ。

    男鹿市五里合は「中石(ちゅういし)」という地区が梨の産地として有名なのですが、渡部さんが梨を栽培しているのは、そのすぐ隣の三本松というところ。品種ごとにいくつかの場所で栽培されていて、小さい木を含めると全部で2町歩、主に収穫しているのは約1.5町歩ほどだそうです。
    (※1町=9917㎡ / 約1ヘクタール)


    渡部さんは、この地で梨農家を始めて30年。現在栽培しているのは、メルマガでもご紹介した「幸水」「豊水」「南水」の主に3品種。昔に比べて梨の市場価格は、ずいぶんと下がってしまったそうです。現在、収穫の約7割を市場(JA)へ、約3割を直接お客さまに販売しているのですが、これを5:5くらいにしていきたいと渡部さんは仰っていました。

    経営的な理由も勿論ありますが、一番の理由は、直接お客さまにお届けする方が、美味しい梨を届けられるから。私たちのメルマガでご紹介している旬の食材は、そんな生産者さんの想いもこもっています。普段わたしたちがお店で目にする果物は、流通の都合(店頭に並ぶまでに日数がかかるため)により、充分に熟す前に収穫されたものがほとんどです。


    渡部さんは、初めてお伺いしたとき、こんなお話をされていました。

    「市場はよぉ、棚持ちいぐするためによぉ(店頭で長い期間並べられるように)、
     青もぎしてけれ(熟す前に収穫してくれ)って言うどうもよぉ(言うけれども)、
     そのくせ梨がめぐねぇどが(美味しくないとか)言うんだよなぁ。」

    「あだりめだって!(当たり前だって)
     不味いど思うよぉ。もいだ時点で糖度は止まるんだもの。」

    「直接送るのは、糖度も必ず測って完熟ギリギリまで熟したのだがら、
     自信あるよ!不味いわげねぇんだよ。」



    自分が育てている食べ物が一番美味しいタイミングを、生産者さんたちは知っています。ということは、生産者さんに完熟の頃を選んで収穫してもらい、すぐに届けてもらえれば、それはもう一般に広く流通しているものとの違いは容易に想像できますよね。



    上の写真は、育てた梨を我が子のように大事に箱詰めする奥様の幸子さん。とっても明るくてチャーミングな方なのですが、同じくらいシャイでカメラの方は向いてくれません…。笑

    こうして丁寧に食べ物を育てている方がいることを、その人の人柄も含めて身近に感じると、私自身それを一番美味しくいただける方法で食べたい、そう思うと同時に、一人でも多くの方に、同じように、一番美味しい状態で食べてもらいたいと、強く思うようになりました。

    TPPの議論も未だ続いているわけですが、結局、選ぶのは私たち消費者です。遠い国から運ばれてくるということは、どういうことなのか、何となくはご理解いただけたんじゃないかなと思います。どちらが良いとか悪いとか、そういうことではありません。私たちが選んだものが、私たちのところに届くだけ。美味しいものを食べたいなと思ったら、難しい話じゃないですよね。



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北限の無花果|秋田県にかほ市大竹

  • 2011.09.13 Tuesday
  • つむぐ もの


  • 秋田と山形の県境、標高2,236Mの鳥海山の麓、海と山に挟まれた自然豊かな地域、秋田県にかほ市
    ここに秋田県の無花果[イチジク]の約9割を生産している地域があると聞き、「9割」ということにも驚いたのですが「それだけの無花果を栽培している」ということの想像がつかず、訪れずにはいられませんでした。



    海沿いの国道から、鳥海山麓のなだらかな傾斜地に広がる田畑を横目に車で走ること約15分。重厚な瓦屋根の風情ある民家が建ち並ぶ集落が突如現れる。ここが秋田が誇る無花果の産地[にかほ市大竹]。

    この地で代々、地酒屋と無花果の加工品生産を行っている佐藤勘六商店の四代目、佐藤玲さんと、玲さん主催の日本酒の会でお会いしたのがそもそもの始まりでした。



    秋田の蔵を中心に、玲さん自身が実際に足を運び吟味した、こだわりの地酒を取り揃えている店舗。県内でもなかなか手に入らない稀少な銘柄も少なくありません。入口に掛けられた暖簾には「地酒」と共に「いちじく甘露煮」の文字。気になりますよね(笑)。

    穏やかな人柄、柔らかい語り口からは想像がつきづらいのですが、玲さんの内面はいつも熱く使命感に燃えていて、その熱い気持ちに共感する同士やファンもたくさん。今年の春には、秋田が誇る“造る蔵元集団「NEXT5」”の一人、新政酒造専務の佐藤祐輔さんに刺激され(焚き付けられ?)、県内の酒販店に呼びかけて若手酒販店集団 “ 酒和从[しゅわっと]”を結成。6月には初開催ながら多くの人で賑わう新しいスタイルの屋外日本酒イベントを成功させました。私自身、玲さんの行動力とアイデアの豊富さに日頃からたくさんの刺激をもらっています。

    “ 酒和从[しゅわっと]”でのイベントの際に玲さんが作った宣伝用の手描きPOPがこちら。



    溢れ出る熱い想いで、内容は半分以上意味不明ですが(玲さんごめんなさい)「熱さ」はビシビシ伝わってきます(笑)。私は、あっという間にそんな玲さんの虜になってしまったのですが、ご本人はこんな感じでいつも冷静。しかし、この内側にはマグマがグツグツと煮えたぎっているわけです。


    日本酒が縁で知り合ったわけですが、お会いすればいつも話題はいつの間にか無花果の話に。農家の高齢化、従事者の減少。これは無花果栽培も状況は同じようです。この地域を愛する気持ちを「無花果」を触媒にして、県内外へ「にかほ・大竹」という地名と一緒に届けたいと奮闘する勘六商店さん、玲さんの想いは、私たち casane tsumugu の取り組みととても近いものがあります。そんな話をするうちに「じゃあ一緒に何かやってみようか」ということになりました。


    勘六商店さんの主力商品「いちじくの甘露煮」の加工所。初めてお邪魔した7月の初めは、まだ稼働していない状態でしたが、長年使い込まれた一つ一つのモノや道具が、窓から差し込む光に照らされて、とても素敵な佇まいでそこにありました。


    現役の竈。使い込まれた道具は、ひび割れや煮汁が吹き溢れた跡さえも、美しく感じられます。



    店舗に隣接する加工所を一通り案内していただいた後、近くの無花果栽培地を見せていただきました。一面が無花果の初めて見る不思議な風景。


    これからどんどん実をつけていきます。収穫時期は9月下旬〜10月初旬までの約2週間。実が色付き、熟していくほど、鳥や動物たちの恰好のご馳走になっていきます。収穫時期が近づくにつれ、生産者の方々の緊張感は日に日に高まっていくことでしょう。


    これだけ多くの無花果の木を見る機会は、普段の生活の中ではありえないことで、見たことのないこの光景に、どこか不思議な世界へ来たような感覚さえ覚えました。それでもここは地域で栽培している中のごく一部というのですから驚きです。


    無花果の木の栽培方法は、生産者さんによってそれぞれ異なるようで、上の写真の木は剪定によって地面に沿うようにとても低く育てられています。また、幹が白くなっているのがわかるかと思いますが、本来の幹の色は白くはありません。無花果の一番の天敵はカミキリ虫で、幹の中に入り込んで木を枯らしてしまうのだそです。それを防ぐために、カミキリ虫が嫌うと言われている白色の塗料を幹の表面部分にだけ塗っているとのこと。

    基本的に無花果栽培に農薬は使わないそうですが、この幹の部分に塗布する白い塗料にだけは、防虫剤を混ぜているのだそうです。あくまで幹の表面部分にだけで、同様のものを散布したりするようなことはないそうです。生産者さんによっては、この幹を白く塗ることをしていない方もたくさんいます。



    それでもカミキリ虫に食われてしまったり、実がつきづらくなるなどの理由で、だいたい10年くらいで無花果の木は役目を終えてしまうのだとか。そしてまた新たな木を育てる。その繰り返し。自然やたくさんの生き物たちの中で無花果は育てられています。



    このようにして手間暇かけて育てられた、間もなく収穫時期を迎える『にかほ市大竹の無花果』は、通称『北限の無花果』とも呼ばれています。また、この地域で栽培されている無花果はホワイトゼノアという品種で、西日本などで多く生産され、一般的に流通している大ぶりな品種(ドーフィン)よりも、小ぶりで糖度が高いのが特徴です。

    この『北限の無花果』を、今回特別に勘六商店さんからお分けいただきました。短い期間での数量限定になりますが、casane tsumugu でもご注文を受け付けています。先行して私たちのメルマガでお知らせしたところ、早速お問い合わせをいただいてます。


    フレッシュな無花果は鮮度が落ちやすく、完熟したものとなれば尚更です。そのため、完熟のものが店頭に並ぶことはまずありません。それを今回は特別に、そのままガブッといけるほど柔らかくなるまで生産者さんが見極めて摘み取ったものを産地から直送クール便でお届けします。

    下の写真のように、贈答用いちごにも使われる実がぶつかりあわないパッケージに一粒ずつ大切に箱詰めしてお送りします。この時期、まさに一瞬しか味わえない柔らかな食感をお楽しみいただきたいと思います。

    【北限の無花果・完熟】
    [価格]1,260円(税込・送料別)/12粒入り(約500g)
    [数量]先着10箱
    [発送]9月25日頃〜10月5日まで
    [送料]目安として、東京関東圏で660円(クール便)

    ※大変申し訳ございませんが、商品の鮮度保持のため、翌日までにお届けができる地域へのみの発送とさせていただきます。〈対象地域〉北海道(道北部を除く)、東北、関東、信越、東海、北陸

    ※収穫量は天候により左右されるため、お届け日のご指定はお受けできません。
     あらかじめご了承ください。



    それと、勘六商店さんが実際に加工品を作られる際に使用するものと同じ、新鮮な加工用の無花果もご用意していただきました。ご自宅で甘露煮を作られる方、ジャムやスイーツを作られる方にはこちらがオススメです。

    【北限の無花果・加工用】
    [価格]2,520円(税込・送料別)/約2kg
    [数量]先着5箱
    [発送]9月25日頃〜10月5日まで
    [送料]目安として、東京関東圏で660円(クール便)

    ※大変申し訳ございませんが、商品の鮮度保持のため、翌日までにお届けができる地域へのみの発送とさせていただきます。〈対象地域〉北海道(道北部を除く)、東北、関東、信越、東海、北陸

    ※収穫量は天候により左右されるため、お届け日のご指定はお受けできません。
     あらかじめご了承ください。



    ご注文は「お名前」「お届け先ご住所」「電話番号」「ご希望の商品と個数」を、info@casane-tsumugu.jp までEメールでお送りください。数量限定につき、なくなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。

    ご注文受付後、内容のご確認とお支払い方法などについて、こちらからご連絡させていただきます。
    1年でわずか2週間しかない超期間限定のこの機会を、季節の旬を、ぜひお楽しみください!






GOOD DESIGN EXPO 2011 Report part.2

  • 2011.09.11 Sunday
  • つむぐ もの

  • 前回のエントリに続き、8/26〜28に東京お台場ビッグサイトで開催された「GOOD DESIGN EXPO 2011」に出展した際の様子をレポートしたいと思います。

    2日目となる8/27は、午後からArea Aid Design Project関連のトークイベントが開催されました。

    第一部[15:00〜]は『これからもっと東北 〜 デザインとものづくりの大地へようこそ』と題し、NPOクリエイティブクラスター理事の岡田智博[ @OKADATOMOHIRO ]氏をモデレーターに迎え、東北6県および茨城県からそれぞれ、計7名によるリレープレゼンテーションが行われました。それぞれの企業が、デザイナーが、どんな想いで日々活動しているのかを、日頃の取り組みを例にあげながらお話してくださいました。

    単にデザインする、カタチにする、商品化する、ということだけでなく、そこに至るまでの人と人とのつながりや、意見の対立・激論の様子、またそれら意見をぶつけ合うことの大切さ、そして地域で活動のベースをつくるための地道な努力の様子など、「地域」とつながりながらものづくりに取り組む現場の、生々しくも貴重なお話を聞くことができました。

    また、3.11を機に、多くのデザイナーやクリエイターたちが『デザインとは何なのか?デザインで何ができるのか?』という現実と対峙し、その結果として『とても身近な人や場所などを見つめ直している』様子もうかがい知ることができました。

    ※秋田県大館市から伝統工芸「大館曲げわっぱ」柴田慶信商店代表取締役の柴田昌正さん

    ※岩手県からは国内漆の一大産地、浄法寺漆産業代表の松沢卓生さん



    岩手県二戸市の浄法寺という地域では、国産漆の約8割を生産しています。しかし、一方で国内で消費されている漆の約99%が中国をはじめとする外国産漆で、国産はわずか1%程度なのだそうです。そこにはもちろん価格の問題もあります。しかしながら国産漆は、日光東照宮など国宝や重要文化財の修復には欠かせない存在。いまやそれらに漆を安定供給できるのは、ここ浄法寺しかなく、これを守り伝えていくためにも、100gでも国産漆を使っていただきたいのだと松沢さんは仰っていました。北東北でプロダクトを生み出していく者として、近い将来使っていきたい、使わなくてはならない重要な素材なのだと、お話を聞きながら心に刻みました。


    ※左から、岡田さん、立木さん、五十嵐さん、柿崎さん

    第二部は、『旅したくなる・触れたくなる・・・デザインでクリエイティブしつづける新たな東北の魅力 〜 各地のクリエイティブハブから』と題し、引き続き岡田智博[ @OKADATOMOHIRO ]氏をモデレーターに、青森から「tecoLLC」代表の立木祥一郎さん、秋田から「あきた産業デザイン支援センター」センター長兼秋田公立美術工芸短期大学教授の五十嵐潤さん、宮城から仙台市のクリエイターらが多数入居するシェアオフィス「TRUNK」インキュベーションマネージャの柿崎慎也さんの3名を迎え、それぞれの取り組みを交えたトークセッションが行われました。

    個人的にもその活動に常に注目している青森の「tecoLLC」。代表の立木さんには、いつも刺激と多くの気づきをもらっています。特に今回は、グッドデザイン賞の二次審査対象にもなっている「王余魚沢俱楽部」のプロジェクトのお話の中に、東北、とりわけ北東北で、大切にしていかなくてはならないのではと思うこと、意識して取り組まなくてはということのヒントが数多く散りばめられていたように思います。

    「王余魚沢」という聞き慣れない、読めない(笑)地名にまつわる諸説ある言われや伝説は、このプロジェクトおよび場所の魅力をカタチづくるうえでの核になっています。私たちがいつも暮らしている地域・土地には、それぞれに歴史や伝説、民話の類のようなウソともホントとも言い切れないような話がたくさんあるものですが、そこで日々暮らす人たちにとっては、あまりに当たり前すぎて、日頃は意識の外に置いたままにしてしまっているのがほとんどではないでしょうか。

    北東北には、アイヌ語が語源とされる数多くの地名が残っています。古の縄文の気配が感じられる場所や民話、伝説も数多くいまに残っています。そういったものの一つ一つを、地域の人たちが丁寧に拾い上げ、伝えていくことの大切さ、重要さを、あらためて気づかせていただきました。



    日頃、同じ秋田にいながらも、お会いしたことがなかった五十嵐さんにもお会いすることができ、またトーク終了後には、直接お話することもできました。五十嵐さんがセンター長を務められている「あきた産業デザイン支援センター」が今年の春にできるまでの過去約15年間、秋田県は産業振興における「デザイン」を切り捨て、置き去りにしてきてしまったこと、それが県内のものづくりに与えてきた影響、しかしそれが今年また動き始めたことによるポジティブなお話など、近年の秋田県の動きをうかがい知ることができました。



    3日目の最終日、8/28は日曜日ということもあって、業界関係者ではない一般の方と思われる多くの来場者で、午前中から会場はあっという間に埋め尽くされました。

    会期中、たくさんの方が会場まで訪ねてきてくださったことを本当に嬉しく思います。「トラ男」プロデューサーの武田くん、「green drinks 吉祥寺」オーガナイザーのnumakoさん、「Souvenir Project」を運営している小池田さんご夫妻、「あきたのかお」を運営している金谷さん、会えなかったけど「WE LOVE AKITA」代表の簾内くん、他にも素敵な出会いや再会がたくさんありました。「あきたのかお」の金谷さんは、最終日の午前中に会いに来てくれて、当日の午後には記事をUPしてくれていたのには驚きました(笑)。本当に感謝しています。ありがとうございます。



    私たちが出展した「新月伐採材のフォトフレーム」と「wappa clock」ですが、現在新月伐採材のフォトフレームのみご購入いただけます。価格は5,800円[税込/送料別]です。1点1点手作業で丁寧に仕上げているため、ご注文をいただいてから2週間〜約1ヶ月でのお届けとなります。info@casane-tsumugu.jpまで、お気軽にお問い合わせください。お祝いの引き出物やプレゼントなどでの、まとまった数量のご注文にも対応させていただいております。


    wappa clock」は年度内販売開始を目標に進めています。もうしばらくお待ち願います。販売に向けたプロジェクトの進行の様子は、近くオープン予定のcasane tsumuguの新しいWEBSITEでご案内していきますので、ぜひご意見などお聞かせいただきたいと思っています。


    現在、新たな木のプロダクト、食の商品も進行中です。そのうちの2つか3つは、もうすぐお知らせできると思いますので、こちらもお楽しみにしていただきたいと思います。

    また、現在先行して、地域の農家さんから直接お分け頂いた“旬の食”を「期間限定」「数量限定」で、casane tsumuguのメルマガにて受注販売しています。こちらはメルマガのみでのご案内となりますので、配信ご希望の方は、info@casane-tsumugu.jpまでお名前とメールアドレスをお知らせください。先月は秋田県男鹿市から『とりこになる若美メロン』を産地直送でお届けしたところ、販売終了後も「また食べたい!」という声をたくさんいただきました。

    来週からご注文の受付を開始する“旬の食”を、今回だけ特別にお知らせすると、秋田県にかほ市大竹の【店頭には出回らない 超期間限定『北限の無花果(いちじく)』】同じく秋田県から、男鹿市五里合の【熟れるまで木で待った 果汁滴る『梨(幸水)』】。

    どちらも生産者さん自らが絶対的な自信を持ってオススメする稀少な絶品です。

    地域に根ざし丁寧につくられる、少量でも確かなモノ、スーパーや百貨店、エキナカでは出会えない、ビビッとするような稀少な価値を、地域の生産者さんと、そしてみなさんと一緒に創り上げていきたいと思っています。


    ※casane tsumugu メルマガバックナンバーはコチラでご覧いただけます。











GOOD DESIGN EXPO 2011 Report part.1

  • 2011.09.06 Tuesday
  • つむぐ もの

  • 8/26〜28に東京ビッグサイトで開催された「GOOD DESIGN EXPO 2011」に展させていただきました。その様子を写真を交えながら簡単にレポートしたいと思います。

    2011年3月11日の東日本大震災や東京電力の原子力発電所の事故後の開催ということもあり、審査委員長を務められている深澤直人氏は、開催にあたってこう述べられています。


    デザインは生活を豊かにする知恵とそれを具体化する行為です。「豊かさ」といってもそれは経済的な意味だけではありません。「豊かさ」とは、人とモノ・コト、そしてそれを取り巻く環境のそれぞれ相互の関係が適正で調和することを指します。
    (※中略)
    東北の大震災や福島の原子力発電所の事故の経験によって、私たち一人一人の生活やものづくりへの考え方や価値観が大きく変化しようとしています。デザインを感覚的な良さとして捉えるのではなく、これからの生活に本当に必要なものであるかどうか、まさに「適正」が問われる時代なのです。グッドデザインエキスポもそういった意味において重要な役割を担っています。
    この場で真の「豊かさ」と「適正さ」をみなさんで問い直してみたいと思います。
                     2011年度グッドデザイン賞審査委員長  深澤 直人


    ※開場後まもなく始まったオープニングトークセッション「豊かさ、適正さ」の様子

    初日の8/26[金]東京は集中豪雨に見舞われ、公共交通への影響もあり、当初の開始時間である18時から30分遅れでスタートしました。出展者など関係者は18時から場内へ入ることができたのですが、その時点で場外には長蛇の列ができていて、注目度の高さを身をもって感じました。

    前回のブログでも触れましたが、今回のGOOD DESIGN EXPO 2011では「Area Aid Design Project / 東北茨城デザインプロモーション」の特設ブースが設けられ、東北・茨城から100社のプロダクトやプロジェクトが展示されました。私たちのプロダクトもこちらでの展示となりました。


    この「Area Aid Design Project」は、GOOD DESIGN EXPO主催者でもある公益財団法人日本デザイン振興会(以下、JDP)が、東日本大震災をうけて、デザインを通じた復興支援の取り組みを推進すべく「復興支援デザインセンター」を発足させ取り組んでいるもので、東北地方や茨城県のものづくり企業やデザイナー・クリエイターの事業推進を支援することを目的にしています。今後三カ年にわたり実施される計画で、主にJDP主催、もしくは関連する国内外のデザイン関連の展示会や見本市への東北・茨城エリアのメーカーやデザイナーの出展を促進させるものです。(※詳細はコチラ

    ※会場で配布された参加プロジェクト一覧の冊子



    私たちのプロダクトはこのように二つ隣り合わせで展示されました。たくさんの方の目に触れ、手に触れていただくことができて、とても嬉しく思います。



    「新月伐採材のフォトフレーム」は、やはり手で触れてみた方の反応がとても良かったです。杉の柔らかな質感と、無垢材に蜜蝋ワックスのみの仕上げですから、その感触は特別なものです。



    大館曲げわっぱの時計「wappa」は、たくさんの方々から「綺麗」とか「かわいい」といった嬉しい声を聞くことができました。本物の大館曲げわっぱをフレームに使用しているので、もちろん素材は天然秋田杉です。この写真でも、柾目の細かさが伝わると思います。


    私たちは、日々の暮らしの中に取り入れやすく、実際に普段から使っていただけるデザイン、商品づくりをご提案していきたいと思っています。そういう意味でも、こうして様々な年齢や嗜好の方々の反応が見られる機会は、とても貴重で有意義なものでした。

    近くのブースは、同じ秋田県からはもちろん、青森・岩手の北東北のプロダクトやプロジェクトが展示されていました。


    こちらは浅草にも直営店を出された秋田県大館市の伝統工芸「大館曲げわっぱ」の柴田慶信商店さん。塗装をしないその質感は非常に繊細で、天然秋田杉の白木独自の素材の美しい白さが際だっていました。また、日頃から実際に使って下さるお客様の声をとても大事にされていて、そこから得た要望と高度な技術を掛け合わせて生み出される独特で柔らかなフォルムが非常に美しい仕上がりです。


    こちらも秋田。仙北市角館の伝統工芸「樺細工」の新たな可能性を切り開いている藤木伝四郎商店さん。こちらも性別を問わず多くの方の注目を集めていました。


    こちらは青森県の地方独立行政法人青森県産業技術センター弘前研究所さんの青森プレゼンツというプロジェクトから生み出されたプロダクトの数々。『自然豊かな青森の恵みを「おみやげ」という形で全国にお届けしたい』というコンセプトで職人によって丁寧につくられた魅力的なプロダクトがいっぱいでした。総合ディレクションは、個人的にとても尊敬している立木祥一郎さんが代表のtecoLLC。さすがです。


    同じく青森県からは、お馴染みBUNACO。スツールなどが展示されていました。


    いつもその動きから目が離せないtecoLLCさんからは『森トイプロジェクト』として取り組まれてきた子供用木工玩具「logmag(ログマグ)」。私たちと同じ杉材(青森県産)を使用しながらも「シュロ」と呼ばれるブラシ状の道具で表面を擦って「目出し加工」を施した美しい仕上げ。本当にいつも勉強になります。会場では子どもたちがなかなかここから離れませんでした。


    こちらは岩手県から。国内最大(8割)の漆産地である二戸市浄法寺の漆。かねてからお会いしたかった浄法寺漆産業代表の松沢さんとも2日目にお会いすることができました。現在、国内で使われている漆の約98%は中国産なんだそうです。日本の漆文化を絶やさぬよう取り組まれているその姿勢にとても共感しています。

    その他にも定番の伝統工芸品や、デザイナーやクリエイターとコラボするなど新機軸を模索したプロダクト、アートやデザインの力を活用した地域系のプロジェクトなど、魅力溢れる展示が多く、出展しながらにして大変学ばせていただいたという感じです。

    今回のレポートはここまで。

    続きは次回のエントリ「part.2」でお伝えします。











GOOD DESIGN EXPOに出展します

  • 2011.08.22 Monday
  • つむぐ もの
  • 昨年から『おうちの中で、地域の木や森とのつながりを感じられるモノ』というテーマで、木のオリジナル商品づくりを行ってきました。その第一弾として、秋田県能代市出身で現在は横浜市青葉区寺家で手作り注文家具を生業としているMINATO FURNITUREこと、湊 哲一さんと、デザインから材を供給して下さる方を探すところまで一緒に進めてきました。

    そして出来上がったプロダクトのひとつが『新月伐採材のフォトフレーム』です。


    この大変貴重な材を供給して下さるのは秋田県仙北市の田口木材さん。日本一深い湖「田沢湖」のすぐそば、生保内という地で代々製材業を営んでいらっしゃいます。

    新月伐採という特別な方法で、手間ひまかけて丁寧に伐採、管理された最高品質の杉、その中でも無節の柾目という、マグロで言ったら大トロのような材を継続的に供給いただけることになりました。

    「新月伐採」という聞き慣れない言葉について説明しようとすると相当長くなってしまうのですが、簡単にご説明すると、オーストリアで昔から言い伝えられてきたもので、「新月の頃に採った木は、虫がつかず長持ちする」とされてきた伐採方法です。バイオリンの名器「ストラディバリウス」も新月の木で作られているそうです。具体的には、冬季の下弦の月〜新月までの期間に伐採し、伐採した木はその場で長期間葉枯らしさせ、その後も充分に天然乾燥させるなど細かな決まり事がありますが、日本でも古くから「木が眠っている」時期に伐採すると長持ちするといった言い伝えがあったようです。

    しかし、この新月伐採については、インターネットでちょっと調べればすぐにわかりますが、賛否両論あります。正直、私たちもどれが正解とは言い切れません。ただ、私たちがこの伐採方法と材に何より魅力を感じているのは、私たち人間も含めて、自然界のあらゆるものが月の影響を受けていることは間違いなく、その月のリズムに寄りそった方法であるということです。自然のリズムにそった生命力のようなものを感じずにはいられません。


    珍しい両面使いのフォトフレームで、ガラスとMDF材で写真を挟み込んで横から出し入れする仕様になっています。また、両面の間の空間にお気に入りの写真を収納しておくこともできます。


    上の写真は、この夏に行った展示販売会の様子ですが、無垢材をふんだんに使ったボリュームのある特徴的なフォルムがおわかりいただけると思います。(写真手前のフォトフレームは試作品のシングルタイプです。ご要望がございましたら製作いたします。)

    L版の写真が収まるこのフォトフレームは、釘などを一切使わず、また塗装も蜜蝋のみ。杉の香りと柔らかな質感そのままに仕上げています。湊さんの手仕事がすばらしいプロダクトです。


    嬉しいことに、このプロダクトがグッドデザイン賞の一次審査を通過し、8月26日〜28日に東京お台場ビッグサイトで開催されるGOOD DESIGN EXPO 2011にて一般公開されることになりました。現在、一次審査通過作品が公式WEBサイトにて公開されています。

    『新月伐採材のフォトフレーム』の掲載ページはコチラです。

    一次審査を通過しただけなのに、たくさんの応援メッセージをいただき、感激しています。みなさま本当にありがとうございます。

    今回のGOOD DESIN EXPO 2011では「Area Aid Design Project / 東北茨城デザインプロモーション」の特設ブースが開設され、私たちのプロダクトはこちらでの展示となります。

    この『新月伐採材のフォトフレーム』は、現在受注生産でのみ承っております。価格は5,800円[税込/送料別]となっておりまして、ご注文をいただいてから2週間〜1ヶ月でお届けさせていただきます。材料の新月伐採材は、田口木材さんに丸太の状態で管理・保管されていて、フォトフレームはすべて手作業で一つずつ丁寧に仕上げていきますので、少しお時間をいただかなくてはなりません。近日中に私たちの新しいWEBサイトがオープン予定で、そちらでご注文を承るほか、みなさまの身近なお店でも実際に手に触れていただけるよう努力している最中ですので、もうしばらくお待ち願います。

    現在のご注文はe-mailにて承っております。ご質問やご相談なども含めて、info@casane-tsumugu.jp までご連絡ください。引き出物やプレゼントなど、まとまった数量のご注文にも対応させていただきます。お気軽にご相談ください。

    GOOD DESIN EXPO 2011では、実物をご覧いただくことが出来ますので、ご興味をお持ち頂けるようでしたら是非、会場へお越し頂ければ嬉しく思います。

    みなさまのご来場を、そわそわしながらお待ちしています。












TOHOKU Sake Forum 2011について

  • 2011.08.16 Tuesday
  • つむぐ もの

  • 去る7月3日に東京秋葉原のアートスペース3331 Arts Chiyodaにて行われたTOHOKU Sake Forum 2011について、開催から1ヶ月半が経過してしまいましたが、企画から関わらせていただいた一個人としてご報告したいと思います。

    TOHOKU Sake Forum 2011は、東北の被災した酒蔵の現状や、造り酒屋として代々受け継いできた想い、誇り、そして未来への想いを、一人でも多くの方に知っていただきたいと、酒蔵自らが声を上げ、東北の仲間蔵に協力を呼びかけて開催に至りました。日本の歴史や生活文化と密接に関わってきた日本酒、地酒というものが、3.11およびそれを起因として未だ続いている未曾有の大災害によって危機に晒されている。一部の酒蔵はメディアに取り上げていただくことで、その被害状況が伝えられていたのですが、多くの酒蔵(特に内陸部で地震被害の大きかった酒蔵)については、その状況が知られる機会がほとんどありませんでした。

    そのような状況を危惧し、多くの方にお集まりいただけるような企画を作り、そこで蔵元自身が現状とこれからについてご報告・発言することを主目的として開催いたしました。

    当日会場にて配布されたパンフはこちらです。

    発起人・呼びかけ人である秋田の “造る蔵元集団” NEXT5 からお話をいただいたのが3.11から10日後のことでした。私たち casane・tsumugu は、大変ありがたいことに企画から、すべてのデザインのディレクション、PR、コーディネート、当日の運営まで、一連の業務を担当させていただきました。

    様々な被災状況の酒蔵の方々にお越しいただく震災テーマの会であること、東北規模での業務ということもあり、簡単ではありませんでしたが(正直、とても難しいテーマでしたが)、多くの方々のご協力により、当初の予定通りの約500名の方にご来場いただき、上記写真のように大盛況のうちに無事に終えることができました。


    第一部 シンポジウム1「3.11後の日本酒を考える Part.1」東北6県の蔵元によるパネルディスカッションの様子。


    ご来場下さった皆さま、応援して下さった皆さま、大変な状況の中ご参加下さった酒蔵の皆さま、会場準備設営など絶大なご協力をいただいた3331 Arts Chiyodaの皆さま、共催者として前準備から当日の運営補助まで共に汗を流して下さったZERODATE Art Centerの皆さま、当日運営をサポートして下さったたくさんのボランティアスタッフの皆さまには、あらためて感謝申し上げたいと思います。

    当日は、一部・二部定員完全入れ替え制にて行い、常時行われている東北の日本酒のテイスティングとは別に、館内3箇所のどこかで、または並行して、常に蔵元による、または蔵元参加によるトークを進行させました。一日のうちに合計7本のトークイベントを行ったことになります。全てのトークを聞くことができない状況は、ご来場の皆さまに大変ご迷惑をおかけしてしまいましたが、一人でも多くの蔵元に、一分でも長く、自身の言葉で語ってもらいたい、という想いと願いがありました。


    第二部 シンポジウム2 「3.11後の日本酒を考える Part.2」業界関係者と蔵元によるパネルディスカッションの様子。


    当日ご覧いただけなかった方のために、何本かのトークはUSTREAM録画しており、ご自由にご覧いただけるようになっています。ぜひ、蔵元の生の声に耳を傾けてみてください。

    【第一部】
    ◎蔵元震災レポート1「岩手の現状とこれから」[60分]

    ◎蔵元震災レポート2「宮城の現状とこれから」[60分](04:00くらいまで音無し)

    ◎トークセッション 1 「3.11後の地域文化について」01

    ◎トークセッション 1 「3.11後の地域文化について」02[合計90分]

    【第二部】
    ◎トークセッション 2 「3.11後の環境・エネルギー、そして日本酒について」[90分]


    いま、最も難しい状況にあると言っても過言ではない福島の蔵元たちによる震災レポートの様子。


    第一部 トークセッション「3.11後の地域文化について」の様子。


    第一部・二部ともに行ったトークセッションでは、日本酒と一見関連のなさそうな異分野の第一線でご活躍されている方との組み合わせにチャレンジしました。上の写真は第一部のトークセッションの様子。左から宮城県大崎市「乾坤一」大沼酒造店 蔵元 大沼充さん、福島県双葉郡浪江町「磐城壽」鈴木酒造店 蔵元 鈴木大介さん、宮城県塩竃市でアートスペース「ビルド・フルーガス」を運営し、アートを通じた復興支援活動にも積極的に取り組む高田彩さん、会場の3331 Arts Chiyoda統括ディレクター兼東京芸術大学准教授で、震災後精力的に被災地に足を運び続けている中村政人さん、岩手県大槌町「浜娘」赤武酒造 蔵元 古舘秀峰さん。

    あくまで個人的な感想ですが、各県各地の蔵元の生の声を聞き、現地はまだ文化を語るフェーズではない場所が多いのだということをあらためて痛感しました。その一方で、磐城壽の鈴木さんのお話は、文化的な視点からも、日本酒というものが地域においてどんな存在であり得るかを非常に具体的に示して下さっていたと思います。


    磐城壽の酒蔵は福島第一原発からわずか7km。
    津波で蔵を失い、その後の原発事故の影響で町全体をも失ってしまった。
    そんな状況でも町の人たちから「いわきの酒を復活させてくれ」
    「どこで造ろうが、お前が造ればそれがいわきの酒だ」
    と言ってもらったというお話。


    いわきで水揚げされる海産物は、常磐産として一つのブランドを確立していたそうです。大漁のときには、市場から漁師へ磐城壽が振る舞われていたそうで、漁師の間では「今日は酒になったか?」という言葉が「大漁だったか?」という意味で使われていたそうです。また、「壽」という名前にも関わらず、葬儀の際でも地域では磐城壽の酒が飲まれていたそうです。そんな、本当に暮らしそのものであった日本酒、昔からの日本酒の一つの姿が、今に生きている様子を伺い知ることができました。

    磐城壽の鈴木さんの状況については、日経ビジネスオンラインでも詳しく掲載されています。
    ぜひご覧ください。


    第二部トークセッション「3.11後の環境・エネルギー、そして日本酒について」の様子。


    左から、月間15万人の読者から支持されているWEBメディア「greenz.jp」を運営する(株)ビオピオCEOの鈴木菜央さん、3.11以前から自然エネルギー研究の第一人者として国内外で活躍されている環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さん、秋田県秋田市「新政」新政酒造 蔵元 佐藤祐輔さん。

    「エネルギー」と「日本酒」という一見全く検討もつかないこの組み合わせですが、非常に意義深い、これからの未来像を描くヒントに富んだ内容となりました。「環境」や「エネルギー」などの話にありがちな極端に傾倒した意見や、ストイックで常人離れした取り組みではなく、とても論理的に、人間の感情までもを加味した飯田さんのお話は、私たちに未来への希望を描かせてくれます。また、飯田さんはエネルギーの専門家ですが、金融にもお強いというのも特徴で、やっぱり、いかにして資金を調達し持続させていくのか(投資を呼び込むか)など、何事も物事を動かしていく際に欠かせない部分についても、とてもわかりやすくお話してくださいました。モデレーターを務めてくださった鈴木さんの軽快でウィットに富んだ進行によって、時間の長さを全く感じさせない、あっという間の90分でした。


    全体を通して、とても良かったと思うのは、やはり参加した各地の蔵元の方々が、とても丁寧に、かつご自身の言葉で、あのときのこと、そしていま、さらには未来について語ってくださったこと。そして、参加されたお客様が蔵元の一言一言に真剣に耳を傾けてくださったことです。それぞれの会場では、ときに涙を流す人がいたり、ときに笑いが起こり笑顔が溢れていました。

    「人と人が触れ合う」瞬間を、そこから、ゆっくりと、でも確実に、理解し合い、何かが前に動いていく瞬間を、いたるところで目にすることができました。

    それぞれの地で、それぞれの人たちが日々かさねて行くものがたりは、そのどれもかけがえのないもので、琴線に触れる。私たち casane・tsumugu は、人々が日々紡ぐこのかけがえのないものがたり、古くて新しい未来のはなしを、丁寧に可視化すること、みなさんの元へお届けしていくこと、これらに引き続き取り組んでいきたいと、このTOHOKU Sake Forum 2011に関わらせていただいたことで、あらためて強く思うことができました。

    被災された各地の一日も早い復興を、あたりまえの日常が戻ることを、心からお祈りいたします。
















minato furniture × casane tsumugu

  • 2011.05.08 Sunday
  • つむぐ もの

  •  
    平年よりやや遅いものの4月も終わりに近づいて、ここ秋田もようやく桜の季節を迎えました。3.11以降、先行きの見えない不安を抱えながら過ごしていた毎日に、無条件に明るい気分を注いでくれる自然という存在に、あらためてその素晴らしさと偉大さを感じずにはいられません。

    震災以降客足が遠のき大きな打撃を受けていた秋田県内の観光地にも、咲きほこる桜に誘われるようにG.W.期間中は多くの人々が訪れていたようです。


    そんな最中の5月4日、私たちは横手市十文字の地産地消デリカテッセン「紅玉」さんで開催された「旅するマーケット 紅玉の国へ行く Vol.3」に[minato furniture]こと湊 哲一くんと出展してきました。湊くんとは昨年から木のプロダクト開発を進めているのですが、ちゃんとした形でみなさんの目に触れるのは今回が初。箱いっぱいのプロダクトを抱えて、期待と不安を胸に参加させていただきました。

    そもそも「なぜ木のプロダクト?」というと、いつも生活している日常の風景には、山や森をはじめとするたくさんの自然が溢れているのに、家の中を見ると、あまりにもプラスチックや化学製品的なモノで溢れているという現実に対して違和感を感じたから。そして、合板を含むそれらのモノと本物の木で作られたモノとの圧倒的な質の差を知ってしまったから。肌触りや匂い、自然素材が身近にある心地よさ、太陽の光の受け止め方一つとっても圧倒的に異なります。特に小さな子供の反応はとても敏感かつ素直で、無垢材の床に触れた子供たちは、ほぼ例外なく床でゴロゴロし始めます(笑)。そういう素晴らしい素材が身近にありながら、毎日の暮らしに取り入れられないのは、何だかもったいないなと。




    でも、私たちのライフスタイルや家の中に求める趣味趣向は、昔とは随分変わってしまったし、たくさんの木で造られた純和風住居のような家に住んでいる人も少ない。家には無印良品やフランフラン、IKEAなんかで買ったモノがたくさんあって、いくらモノが良くても、それらに馴染まないモノはなかなか取り入れる気にならない。木のプロダクトって、いかにも「木です」っていうモノが多くて、はっきり言ってカッコ悪い、かわいくない。それも現実。

    だったら自分たちで作っちゃお〜!というのがコトの始まりでした。

    そんな話を方々でしていたら「横浜で無垢材の家具を作ってる秋田出身の人がいるよ」と、ゼロダテの松渕くんが紹介してくれたのが湊くんでした。湊くんについて詳しくは、現在製作中の私たちのWebsiteで、近くあらためてご紹介したいと思っていますが、簡単にご紹介させていただくと、横浜市青葉区の寺家町というところで、モノづくりの仲間たちと共同で工房を構え、無垢材にこだわって、出来るだけクギなどを使わずに、様々な伝統的工法を用いて、素敵な注文家具を作っています。定期的に木工教室も開催しているようなので、お近くにお住まいでご興味のある方はぜひ訪ねてみてください。


    というわけで、今回出展したプロダクトから、いくつかご紹介したいと思います。


    写真は、当日の私たちのテーブルです。日々の暮らしの中で大切な「食」に関連するプロダクト、本物の木が持つ経年変化という楽しみを「大切な人や家族との想い出」と一緒に時を刻みながら育んでいただきたいプロダクトなど、テーブルいっぱいに並べさせていただきました。


    説明するとみなさん驚かれますが、どのプロダクトも着色塗装はしていません。全て無垢材をそのまま加工した木そのものの色です。撥水と艶出しのために蜜蝋を塗布しているだけなので、万が一お子さまの口に触れても安心なプロダクトです。赤や黄色といった珍しい色は日本には自生していない外国産の材ですので、なかなか目にする機会がないと思います。世界には本当に色々な種の木があることに私たち自身も驚いています。木そのものの色でこれだけカラフルになるなら、日々の暮らしにちょっと取り入れるだけで空間が賑やかで楽しいものになりそうですよね。


    このボックスは、その見た目から[Pudding]と名付けました。大きさは3種類。大きいサイズは、角砂糖などを入れてコーヒーや紅茶を楽しむ時間に添えてもらいたいなと思ってご用意しました。中くらいのサイズは、七味や粗塩など、ちょっとした調味料入れとして。小さいサイズは、お気に入りのアクセサリーなどを大切にしまってもらえたらいいなというイメージでご用意しましたが、用途に応じて様々な使い方が出来ると思います。ぜひ色々と使ってみていただきたい可愛らしいプロダクトです。実際、小さいサイズをご購入下さったお客様は、お子さまの乳歯が抜けたばかりということで、その歯を大切に保管されるということでした。素敵な使われ方に、とても嬉しくなりました。


    ベースは全てクルミの木。赤色はサッチーネ、黄色く見えるのはケヤキ、白はメープル、濃茶色はウォールナットです。フタが異なるだけで、ずいぶんと雰囲気が変わります。




    全て1つの無垢材を削り出して手作業で加工しています。ベースのクルミも大きめの無垢材を贅沢に使用して手作業で中をくり抜いて作っていますので、合わせや継ぎ目はありません。当然、接着剤も不要です。エッジの面取りなど、手仕事ならでは細やかな美しさを味わうことができます。木そのものの穏やかな香り漂うプロダクトです。


    続いて[Mame-Sara]と名付けたプロダクト。その名の通り、豆皿をイメージして作りました。来客時に、ちょっとしたお茶菓子をお出しする際、手軽に出せて一枚でも様になるものをイメージしました。季節感のある和菓子などを、その季節や地域に関連する木のお皿に乗せてお出ししたら、とっても粋ですよね。もちろん、コースターとしてお使いいただいても丁度良いサイズです。




    こちらも無垢材を削り出して、一枚一枚手作業で両面とも丁寧に仕上げた、細かな手仕事の技術を感じていただけるプロダクトです。どちらの面でもお使いいただけますが、それぞれで雰囲気が異なりますので、二倍お楽しみいただけます。もちろん着色塗装はしていません。撥水と艶出しのために蜜蝋を塗布しているだけですので、こちらも万が一お子さまの口に触れても安心です。


    上の写真は、左上から時計回りに、ケヤキ、ナラ、イタヤカエデ、山桜、ブナ、エンジュ。こうして見ると、材種によって木目などが随分と異なる様がよくわかりますね。
    ※現在ブナは品切れしております。



    今回ご紹介したこれらのプロダクトは、現在メールでのみご注文をお受けしています。仕様や価格は以下の通りです。商品についてのお問い合わせ・ご注文などは[ info@casane-tsumugu.jp ]まで、お気軽にご連絡ください。ご注文方法やお問い合わせへの回答など、こちらからお返事メールをお送りさせていただきます。

    展示した中で、詳しくご紹介できなかったプロダクト、現在進行中のプロダクトなども、こちらのブログでUPしていきますので、是非ご期待ください。日々の暮らしの中に何気なく溶け込んで、毎日のように使っていただけるような、ホッとできたり、優しい気持ちになれたり、暮らしに彩りを添えられるような、そんなプロダクトをみなさまにお届けしたいと思っています。





    [Pudding]
     大:ウォールナット・ケヤキ・メープル ※ベースは全てクルミ
     Size  外寸:W65×D65×H65mm
         内寸:W53×D53×H38mm
         ※フタは厚み約16mmですが、フタを閉めた状態で見えるのは約12mmです。

     中:ウォールナット・ケヤキ・サッチーネ・メープル ※ベースは全てクルミ
     Size  外寸:W55×D55×H55mm
         内寸:W45×D45×H29mm
         ※フタは厚み約14mmですが、フタを閉めた状態で見えるのは約10mmです。

     小:ウォールナット・ケヤキ・サッチーネ・メープル ※ベースは全てクルミ
     Size  外寸:W45×D45×H45mm
         内寸:W38×D38×H21mm
         ※フタは厚み約12mmですが、フタを閉めた状態で見えるのは約8mmです。

    [Mame-Sara]
     アサダ・イタヤカエデ・エンジュ・ケヤキ・ナラ・山桜
     Size  W80×D80×H9mm











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